オスプレイ 2013 1 13
本来であれば、国土が狭く、
飛行場が確保しにくい日本こそ、
垂直離陸ができて、航続距離が長いオスプレイを購入して、
防衛省や海上保安庁に配備すべきでしょう。
ニュースでは、アメリカ空軍まで、
空軍仕様のオスプレイを日本に配備するという。
アメリカが好意でオスプレイを日本に配備してくれるならば、
日本の防衛予算の節約ができます。
しかし、本来であれば、自分の国は自分で守るのが、
世界の常識であることを忘れてはいけません。
さて、産経ニュース電子版では、
「空軍仕様のCV22は、兵員の輸送を主にした海兵隊仕様のMV22とは異なり、
対地攻撃機とともに、
夜間、敵地に低空で侵入するといった特殊作戦が主任務で、危険性が高いとされる。
ただ、行動半径の長さなどCV22の運用能力の高さは、
離島防衛に大きな抑止力を発揮するとみられる。
将来、CV22が嘉手納基地(沖縄県)に配備されれば、
公船による領海侵犯や航空機による防衛識別圏への侵入など、
尖閣諸島への挑発行為を続ける中国に対し、
より大きな牽制効果が期待される」
空軍基地 2011 6 12
私は、車で案内されて埼玉県狭山市に行ったことがあります。
場所は、狭山市駅付近だったと思います。
その時、驚いたのは、マンションぐらいの高さを戦闘機が飛んでいたことです。
初めて見たときは、一瞬、「あっ、墜落する」と思いました。
しかし、地元の人の話では、
「航空自衛隊の基地があるので、
飛行機が着陸態勢に入っているのを見たのでしょう」ということでした。
それにしても、見ていると、次から次へと、
軍用輸送機などが高度を落として着陸態勢に入っていくのです。
高台から見ると、ほとんど民家の屋根近くを輸送機が飛んでいるように見えました。
地元の人に聞くと、
「もう慣れてしまって、気にならない」とのことでした。
確かに、歩いている人たちも、空を見上げることもなく、
全く無関心な様子でした。
落ち着かなかったのは、私の方で、
なにしろ話をしていても、視野の片隅に軍用機が写るのです。
その上、軍用機が通過するたびに、騒音で会話が聞こえなくなるのです。
それでも、地元の人は、気にならない様子でした。
私が、しつこく聞くと、
「自分の国を守っている軍隊だから、仕方ない」という回答でした。
埼玉県の人口は、700万人を超える人口密集の県であり、
全国の都道府県では、5番目に人口が多い県です。
ここでは、住宅地の中に空軍基地があるようなものですが、
基地とうまく共存している地域と言えるでしょう。
さて、写真家には、
もしかすると、マンションの近くを飛ぶ戦闘機という、
非日常的な写真が撮れるかもしれません。
(注)
日本では、マンションとは、
鉄筋コンクリートの高層住宅のことを意味します。